子供の頃で思い出した事
どうも、最近はローソンのおにぎり、「悪魔のおにぎり(四川風担々麺味)」がピカイチにお気に入りの山岡死LAWです。バカ美味くないですかあれ?
もともと辛いの好きなんですが、これはうまい。ちゃんと花椒が効いてて鼻腔をくすぐります。そう言えば「花椒」って「ホアジャオ」って読むらしいんですが、山岡は残念な大人なので「ホアジャオ」と聞いて即座に「餓狼伝説(初代)」を思い出しました。
だから何だ、と言われると大いに困るのですが、今日はせっかくなので「だから何だ」と言われるような話をしましょう。
昨晩不意に思い出したのですが。
山岡が小学6年生のころ。クラスメートにS君と言う男子がいました。
ひょうきんで明るく、常にクラスの中心辺りには居るような社交性のある級友だったと記憶しています。
そんな彼が、ある日突然「今日から俺の事はブンブンって呼んでくれ!」と言い出しました。しかも理由は無く、何となく思いついたからだと言うのです。
ニックネームなのだから何か由来があるのかと思いきや、全く脈絡もなく思いつきだったの言うのがみんなにウケて、ほどなくしてS君のあだ名はブンブンになりました。
山岡の小学校は奈良県にありましたがいわゆる関西圏なので、やはり「面白いやつ」である事というのはひとつ大事なステータスでして、運動神経の良さよりも勉強の出来よりも、面白さが尊ばれていたように回顧します。
S君も常に面白い事を考えているようなやつで、「ブンブン」と言うキャッチーなあだ名は彼の人気を一段押し上げるものでした。そんな状況にS君もご満悦だったのであります。
ところがある日。
当時教室の後ろの壁に、生徒たちの習字を貼り出していました。その中で、M君と言う級友の書いた習字が事件となります。
ある日の給食の時間。いつも通りの時間でした。
しかし不意に担任の先生が、
「なあ・・・M君の習字、今気付いたんやけど、なんで名前の所『文文』って書いてあるんや?」
と言いました。
M君は下の名前を「文昭」(ふみあき)と言うのですが、苗字は普通に書いてあるのに名前の所は「文文」と書き間違えていたのでした。
M君はどちらかと言えば寡黙なタイプ。真面目な子でした。そんな彼は先生にそう聞かれ、
「先生、僕自分の名前間違えました」
と言ったのです。
これにクラス中が大爆笑。死ぬほど笑いました。自分の名前間違うなんて事ある!?いくら小学生とはいえ高学年、生まれてからずっと呼ばれ続けてきた名前を書き間違え、クラスメートはおろか本人も気付かないままそれを貼り出して、しかも数日経っていたと言うのです。
この日。いや、この瞬間から、M君のあだ名が「ブンブン」に決定しました。
しかし。ここでバツが悪いのはS君です。
理由もなく何となく考えたあだ名が定着したら面白いだろうと考えたS君。その目論見は成功したかにしばらくは見えましたが、まさかこんなどんでん返しが待っているとは夢にも思わなかったでしょうに。
当然、同じクラスに同じあだ名の友達がいたら混乱しますから、S君はほどなく本名呼びに戻っていったのでした。
この、読んだところで誰も得しない昔話から、数少ない教訓を導き出すとするならば。
計算された笑いには巧さが光るが、「天然」には勝てない、と言ったところでしょうか。
研鑽を積んだにもかかわらず、持って生まれた才能に屈する事も世の中にはあるでしょう。
でも。それでも。努力の価値自体が貶められる訳では無いと思いますので悲観しすぎないよう心掛けたいものです。
以上、取り留めのないお話でした。
才能ある人とない人について思う事
どうも、大型連休もいよいよ残すところ1日になり、働きたくないでござる的心象の去来を止める術を知らない山岡死LAWです。
今日も今日とて怠惰を極めツイッターなどをそぞろに見ておりましたらばとあるツイートを発見。
理解出来ません。何故なら限界がある根拠が何一つとしてないからです。才能という言葉嫌いです。24時間365日音ゲーしてから出直して下さい。俺はした事ありますよ。比喩表現抜きに。
— しおまる (@shioomaru) April 21, 2019
・・・
続きは質問箱へ#peing #質問箱 https://t.co/FM242xG9lL
・・・読んでいてただただ悲しくなりました。小生はこの質問者さんの気持ちが痛いほどよく分かる。死ぬほど分かり過ぎる。
才能やセンス。これは間違いなく世の中に存在します。僕自身、直面した事柄に対する才能やセンスの無さに落胆し続けてきた41年間でした。あらゆる事柄でした。外見的にも内面的にも、すべてでした。
そんなどこにも突出できない自分を知っているので、頂との距離に絶望する質問者さんの悲嘆は察するところであります。
でも。でもね。
それをトップランカーさんに直接言うたらあかんがな。
しかもその内容と言い方が最悪。小生がネテロ会長でしたら、
↑と言ってるところです。
まず内容。要約すると「あなたの超絶スコアに絶望したのであなたがいないスコアランキングの方が楽しいです」と言っているように見えます。
暴論にして極論。このランカーらしき「しおまる」さん(回答者)に非凡な才能とセンスがあったとしても、すべからく努力したうえでトップスコアを獲得している事をないがしろにする、悲しい極北の論理です。
次に言い方。DMではなく、匿名の質問箱。矛の切っ先が届かないところからの投稿で小賢しいです。
おそらく、「スコアアタックやめてください」と要望するまでの気概も無いんでしょうね。「(上位スコアへの敵わなさにやる気をなくす)こういう考えの人もいるって事」をただ投げつけたかっただけなんでしょう。そうでもしなければ救いもないほど落胆していたのではないでしょうか。
質問者さんのお気持ち、理解することはできます。ただ擁護や支持は一切出来ません。
上位スコアに敵わないと思うに至る理由は数多あり得ます。敵うに値する練習量を支える経済力の乏しさだったり。敵うに値する発想力の欠如だったり。敵うに値する精神力の無さだったり。
小生で例えれば、仕事とか生活圏とかのおかげで週一回ゲームセンターに行ければ御の字な方で、正直ゲーセンに行く頻度よりゲームが下手になるスピードの方が速くて上達の実感が得られない昨今です。
でもそれを他人にボヤいたところで、「ならば仕事と生活圏を変え、もっと稼げてゲーセンに近い所に引っ越せばええやん」と言われたらそこまでです。
「そんなん現実的じゃない」と小生は感じますが、でも「現実的」かどうかは小生が勝手に決めてるだけで、「筐体買ってひたすら練習」だって突破方法としてはアリなんです。
限界は在るものじゃなくて自分で作るものなんですよね結局。不可能の証明って存外難しいもんですよ。
まぁ、上位への敵わなさを、仕事や家庭といった現実的理由により実感するのは当たり前の事だと思います。むしろ大抵の人そうなんじゃないかしら。そして大抵の人はトップを諦めつつも他に楽しむ方法を見つけてゲームしてるんじゃないでしょうか。
対他人じゃなく自分の中で目標を作って達成するとか。好きな曲をプレイするとか。DDRで言えば、スコアじゃなくてパフォーマンスプレイするとか。
ランカーも非ランカーも「ゲームを楽しんでいる」と言う根底にあるべき共通項で繋がれるはずだし、であればお互いの楽しみ方を尊重すべきですよね。あと、ランカーさん達って、自分たちの楽しみ方を否定されない限り、エンジョイ勢を非難する事ってそんなに無いんじゃないのかしら。
ごくごくごくごく稀に↑こういうランカーもいるかもしれませんが、こりゃその人の人間性に疾患があるのであってまた別の話。
上位スコアを見てやる気をなくすと思い余って直接伝えちゃう質問者さんと、24時間365日音ゲーした事があると言い切れちゃうしおまるさんとのお互いの考えを折衷させることは相当に難しいと感じましたが、「ゲームを楽しんでいる」人それぞれみんな、仲良く楽しんでいけたらいいですね。特にアーケード。この10年で店舗数は半減している斜陽の業界を憂います。
以上、DDRを初代からプレイしてますが、「1.5」で初めてマニアック譜面を見た時「あ、無理・・・」とスコアを諦めた老害より愛をこめて。
諦める事には定評のある山岡死LAWでした。
訃報に思う事などなど。
どうも、高コレステロール高血圧高血糖値の三冠王、山岡死LAWです。
アム茶のDDR大会も盛況だったようでうらやましい限りです。山岡はと言いますと、「何もしない」10連休を粛々と過ごしておりまして、レオパレスと言う独居房で引きこもり壁のシミを無の心で見続ける日々で御座いましたが、あんまりにも休みが長すぎるしこれ以上心を腐らせてはなるまいと思い、意を決して我が家に遠征することに致してみました。
家族サービス皆無で今日までGWを潰して参りましたが、そもそも妻はこの連休中も日曜日以外は毎日仕事でしたし、長女に昼飯でもどうかとLINEで誘ってみたら「友達来てるから来んといて」とやんわり拒否られたり、今日は今日で我が家に突入してみましたらば次女が彼氏を連れ込んできてたりと言いたい事というかツッコミどころと言うかやらが山積しておった訳でして。
昼過ぎに着いてみるとそんな感じで当方の所在無さがいたたまれなく、取り敢えず台所の洗い物を片付けたり猫トイレを掃除したりリビングで掃除機をかけたり自分の乗用車を洗車したりしてウロチョロした挙句昼寝を貪ったところで夕方となり妻が仕事から帰宅。
妻からも「突然来んな」的波動がビッシビッシ伝わってきたので、なだめて晩御飯に焼き肉を食べに行くことにしました。
市中心部にあるチェーン店にて。プレミアム食べ放題4人前+ソフトドリンク飲み放題3人前+アルコール飲み放題(妻)で19450円飛んでいきました。
流石に妻が自分の分だけと4000円ほど出してくれましたが、こんなお金あったら今日大阪行けたがなと自分にツッコみたくなるのも致し方なくないでしょうか。でも家族は喜んでたし厚切りタンは確かに美味しかったので良かったのでありました。
そうして散在し暴食の限りを尽くし帰宅した夜。ネットを徘徊していましたらば衝撃的なニュースに直面。
【訃報】
— ゲーセンミカド総合アカウント (@babamikado) May 4, 2019
親族の許可が出ましたのでご報告させて頂きます、2019年5月1日 「TOKYO HEAD」などの小説家でゲーセンミカドの「ミカド事件簿」「世界大会」の企画、構成作家の大塚ギチさんが亡くなりました。謹んでお悔やみ申し上げます。死因等詳細は後日、状況が落ち着き次第、お知らせいたします。 pic.twitter.com/jYrdU0nPa0
・・・マジかよとにわかには信じられず。まだ45歳くらいだったはず。「TOKYO HEAD」、実家探せば多分単行本あるよ・・・。
プレイヤーやロケーションと言った「こちら側」の目線でエッジの効いた記事や小説を書かれてとても好きなライターさんでした。
そう言えばちょっと前に超有名ボカロPのwowakaさんも31歳と言う若さで亡くなられましたね。「裏表ラバーズ」好きやったわぁ。
あと最近、桂文枝の愛人だった紫艶さんも亡くなったわね。まぁ正直紫艶さんは全く興味無いんですが、こう自分の好きなクリエイターさんとかが早逝するのは心苦しいですね。
翻って自分の話ですが、今年は本厄。体には気を付けんととこういった訃報を聞くたびに思うのであります。
先月より血圧を下げる薬を処方され毎日頓服しております。冒頭の様に三冠王だとかふざけて書いている場合では無いのです。
健康第一。
ゲーセン近況徒然草。
どうも、最近はガス代の節約になるんじゃないかと思い、もっぱら水シャワーを浴びている山岡死LAWです。冷水のガチ冷たさが小生の分厚い皮下脂肪を通じてサッパリ感がいい塩梅です。
小生のレオパレスから車で30分くらいにあるみえ川越ラウンドワン。1Fに音ゲー+UFOキャッチャー+メダルって構成なんですが、最近2Fに「クイズマジックアカデミー」があることを発見。更に新作になってた模様。
クイズマジックアカデミー軌跡の交叉。もう15作目なんすね。サクッと初プレイ致してみました。まずはキャラクターの更新。といっても初代からずーっとルキア使ってたんで今回もと選択。
このツヤ感とデフォルメ具合が何とも今風。というかおっぱい近辺の服の質感どうなってんのよ。もはやボディペインティングかと見まごう如きピッタリ感ですね。文句言いながらもこれはこれで良き哉って所存。
早速トーナメントモードやって決勝で負けたんですが、敗北時の服破れシーンがなくなってるじゃありませんか。なんてことだ。これが楽しみだったのに。
↑こーいうやつです。これがないとは。「龍虎の拳」的ノスタルジーを性的に思い起こす老害の悦びを奪いやがってと憤慨しましたがコンプライアンス的には正解やなと思い改め、これも時代の流れなのかと諸行無常を感じる次第です。
クイズを堪能し1Fへと続くエスカレーターを降り、音ゲーゾーンと言うユートピアへ。
ただしこのユートピア若干ポンコツで、と言うよりみえ川越ラウワンのラインナップがちょっとおかしいんですよ。
なぜかノスタルジアとリフレクビートが4台ずつあるし。機種的には一通り揃っていているのですが、このノスタルとリフレクは他店で要らなくなったのを押し付けられたような気がしてならず、特にリフレクはホントにプレイヤーが全然いなくて不憫でなりません。
そして、りりぃさんが全国大会目指してガンガン練習していたここのダンスラッシュは、ゴールデンDDRの入荷と共にすみっこに追いやられ、ぼーっとしてると視認できないくらい存在感が希薄になってました。当然プレイヤーも皆無。
全国大会準優勝者を育んだとは思えない寂しさ。さながら場末のスナックみたいな落ちぶれようで、これはちょっと1クレくらいお布施しときますかとe-passをかざします。
そういえば、俺これでダンスラ通算2クレ目だわ。最初は去年アム茶でやったっきり。ってかゲームやらなさすぎ。
ダンスラ界隈はもうきっとプレイヤーのスキルもプレイヤーたちのコミュニティも成熟してるだろうし、いまさら118kgの豚が足を踏み入れたとして何になるとは思いながらも取り敢えずプレイ。
感想は、
①オールミュージックって書いてあったけど全然選べる曲が少なかった
②1クレ2曲って少なくね?みんなこれで納得してるの・・・?
③振付とかステップとか素養が無くただ踏むだけでは面白くない
・・・と言う感じでした。特に③ね。ダンス的知識とか技量がない小生には面白さがよく分からんというか自由過ぎて何していいかわからんというか。
ただ勘違いしないで頂きたい、ゲームを叩きたいのではないのですよ。悪いのは小生。
長年生きてきた癖に運動に関する技量が無い、更には近年好奇心の衰退も著しく新しいチャレンジも何もしていない、自分の怠慢、即ち身から出た錆なのであります。
みえ川越ラウワンから消えてなくならない程度にダンスラには触れていこうかと思います。DDRを中心に、ダンスラサンボルポップンマジアカ界隈を。ぼちぼちと。
明日のアム茶大会も金銭的事情により行きません。
8月のなごパフォには顔を出したいですな。
自分の苦手なもの
どうも山岡死LAWです。世間様はゴールデンウィークですね。10連休ですよ。
かく言う山岡も、四日市市の運送屋さんに勤めているのですが、何分工業地帯の運送屋なので工場の製品や原材料の運搬がもっぱらで、工場がお休みならば我々もお休み、で大体の工場は暦通りお休みゆえ小生もこのゴールデンウィークは10連休と相成っておる訳で御座います。
小生の風俗遊びを端に発す家族との別居生活も来月で丸2年になろうとしております。会社からすぐ近くのレオパレス生活も随分と慣れましたが、いかんせん家賃光熱費を払い、家族に生活費を送り家族丸ごとの携帯代を払うなどをしておりましたら薄給の山岡の手元には幾ばくも残りません。
更には先日のマイカーの車検と自動車保険の更新のおかげで困窮することしきりです。でもまぁ生活において節約できているかと言えばそう言える自信もなく、何より食事の量を減らすことがどうしても我慢できず、かといって自炊能力もゼロなのが金欠の最たる原因でもあるのです。
前振りが思い切り長くなりましたが要するに何が言いたいのかと申しますと、ゴールデンウィークたっぷりお休みがありますけれでも先立つものが無いので本日行われましたパフォフェスも諦めましたし5月にある茶チル大会も断念致しましたよって事です。
時間はあるがお金は無い。子供達はもちろん休みだけど、妻はこのゴールデンウィークも日曜以外は仕事。一応今日の昼に子供達に昼ご飯を誘ってみたものの「友達とカラオケに行くから要らない」と拒否のLINEが届き。
こんな事なら仕事してる方がマシだよ。時間も潰れるし更にお金ももらえるんだから。とぼやきたくなっても仕方なくないですかこれは。
休みだからコレがしたい、というのが思いつきません。コレをしたら楽しい、面白いというのがありません。楽しいや面白いに対するアンテナが擦り減ってサビついてます。つまりは人間としての面白みが乏しくなっているのを実感する昨今です。
そんなツマラナイ人間なので惰性でユーチューブを見たりテレビを付けたりする訳ですが。
昨夜は「ジャンクスポーツ」を見ておりました。
僕個人、スポーツを見るには好きでして、する方はセンスが無いのでからっきしなんですが見るのは好き。なのでよく視聴しております。
スポーツ選手と言うすごい人の内面が知れて、そのお茶目さだったりギャップが面白くて、浜田が茶化し、怒鳴り、シバくというバラエティ番組。あと進行の永島優美アナがとても美人。
・・・なんですが、昨夜は選手たちが座るひな壇に何故か漫才コンビの「ミキ」が座ってたんですよね。
なるほど、スポーツ選手とはいえバラエティの文法を知らない素人ですから、VTRなどでは拾いきれないエピソードを弟の亜生がフォローし、兄の昴生がツッコむ事で番組としての質量が増え浜田の負担も減ると。制作側の狙いも分かります。
しかしですね、さあココで今記事のタイトル、「自分の苦手なもの」ですが。
小生、このミキの昴生が苦手なのです。
「嫌い」じゃないんです。「苦手」なんです。何が言いたいかと申しますと、決してミキの昴生が悪い訳ではないんです。受け入れられない小生の、さもしい心、狭い器、とがった精神が悪いので御座います。
昴生は何にも悪くないのです。昨夜の「ジャンクスポーツ」でも、一生懸命ツッコみます。「仕事」に対する正しい行為です。でも卑屈で矮小な小生は、短い手足を動かしてブリブリ怒り、顔をクシャクシャにして、ギャンギャンがなり立てる昴生を見る度に心の底に澱んだコールタールのようなものがねっとり堆積していくのが辛かったのです。
と言う事で、閉塞感ばかりが漂う山岡の大型連休の夜更け、行き場のない気持ちをブログにて発散させて頂きました。
まぁどうせツイッターに紐付けしなきゃこんな辺境ブログ誰も見に来んでしょという安心感。
心の健やかなる諸兄はどうか楽しいゴールデンウィークをお過ごし下さい。
まったりとPSSP2018感想文その10
どうも、山岡死LAWです。
気が付けば11月も半ばを越え、随分と気候もひんやりしてきましていよいよ師走も差し迫って参りました。
そう、気が付けばついでで言いますと、フィギュアスケートのグランプリシリーズが始まっておりました。ニュースサイトやテレビを見ておりましたらば、やはり羽生結弦選手は異次元の強さを発揮しているようですね。
オリンピックを連覇してもおごらずストイックに研鑽を積み、今シーズンもその実力をいかんなく見せつけて下さってます。努力を怠らない天才ほど強い者はありません。
競技力はもとより、インタビューを受ければ言葉尻からは育ちの良さが滲み出てますしルックスもスマートと、とにかくスキがありません。
そんな羽生選手に限らず、フィギュアスケートはDDRパフォを志す諸氏ならば見ておいて損は絶対ありません。音にノッているかとか指先とか目線とかほんとタメになります。あとエキシビジョンですね。楽しいですよ。
とまぁ、なかば強引にDDRパフォの話に持って行った感がバレバレでは御座いますが、PSSP感想文の続きと参りましょう。
37.パンダさんチーム
・9.648点
・10.0点~8.7点
・全体1位、ユニット1位
ハイ、今大会においての最高得点をマークされましたパンダさんチームで御座います。 審査員23名中9人が10点満点(しかも2人が9.9点)、最低点でも8.7点と4位の電撃まつきっくの点数でも及ばないという、会場の全員が納得できるであろう、文句なしのダントツ優勝でありました。強い強い。先述の羽生結弦選手のような完全無欠ぶりです。フィギュアの羽生選手、ゴルフで言えばタイガー・ウッズ、テニスで言えばロジャー・フェデラー、そしてDDRではパンダさんチームと言う訳ですよ。スポーツの話ばっかですいません。
曲は「CHOCOLATE PHILOSOPHY」。チョコフィロですよ。テンションが上がる即ち印象には残る≒得点が伸びやすいとはとても言い難い曲ですが、メルヘンチックでリリカルです。この曲で優勝って改めてすごいと思います。
そして譜面はダブルのディフィカルト。パンダさんチームのパフォでこの譜面初めて見ましたが、いやあ、これはDDPを見出したお二人の勝利ですわ。 もう、EDITかと見まごうごとき譜面!音通りに来る矢印、適度な余白、パフォされるために生まれて来たかのような譜面でした。
冒頭からバレエっぽいふんわりした感じで導入としては非常にスムースでイイ感じです。ぺんこ氏の表情が特に楽しそうでいいですね。 からの0:20~0:21。りりぃさんがパネル中央でジャンプして一回転。ぺんこ氏の左手が指でくるくるって弧を描いていてりりぃさんの動きと揃っています。素敵。どうでもいいけどその後のぺんこ氏なめらかにバーくぐるなぁ(笑)。
0:27~0:30も面白いですね。りりぃさんがスプリングみたいにぴょんぴょん飛び跳ねてぺんこ氏に蹴飛ばされるところ、非常にコミカルです。
そして0:36ではぺんこ氏をりりぃさんがリフト。ふわっとぺんこ氏が飛びあがりふわっと着地。この「ふんわり感」は意識して練習されたんじゃないかしら。
0:40~0:42のところの振付がすごく好きなんですよ。ここまでお互いが違う動きで展開してきて、ここでピタッと正対してシンクロした振りを入れて。ハッとさせられました。
そこから0:50くらいまでのホンワカした流れにも魅了されます。澱みまったく無し!かとおもえば0:53~0:56ではぺんこ氏が中央で座り込んで後ろ手で矢印押してますね。メルヘンチックな世界観と流れを壊さないままテクい事を入れてくるのズルいですw
1:02から突然りりぃさんが着替え出します。ジャケットを黒からベージュへ素早く着替え(この早着替えもタイミングピッタリで計算されてる感がヤバイです)、1:09からは間奏パートなんですが一気に動きのギアが上がって観客も盛り上がってます。1:17くらいまでのダンスは瞬き厳禁の必見です。
1:18でりりぃさんのハットをぺんこ氏が投げ捨てます。ここからが本サビ。なんかこう、お互いが認め合い、呼応し合っているかのようなダンスです。
そして1:35~1:37では、ぺんこ氏がりりぃさんの背中に乗って。りりぃさんはその間も正確に矢印踏んでいると言う、だから世界観そのままにテクいのズルいって何度も(以下略)。
ぺんこ氏を支えるりりぃさんすごいなぁと思うんですが、ところでですね。あまりレディーの体重の事を言うのなんてセクハラまがいかと存じますが、ぺんこ氏めっちゃ軽いんですよ。なんでお前そんな事知ってるのかって?
それは、ほら。↓
小生もぺんこ氏に踏んで頂いた事ありますから。経験者は語る。こんな経験者はあんまりおらんだろ。 よくみるとりりぃさんが踏まれている上の写真はぺんこ氏もバーを持って自重を補助してますが、小生の場合は完全に全体重乗って頂いており、しかもスタンディングです。この時のぺんこ氏いわく「土台の安定感がすごい」との事。どうも、土台です。宜しくお願いします。
話が脱線しましたが、そんなこんなで1:50、とどめにりりぃさんがぺんこ氏を抱え上げて一回転させてフィニッシュですよ。ここまで魅せてきてとどめに大技ですよ。曲調的には違ったフィニッシュもあり得たかなと個人的には思いますが、フィニッシュ時のりりぃさんの足捌きの巧みさと大技の安定性は本当にお見事です。 ホラ、大技とかアクロバティックなやつって危なっかしいと不安になるじゃないですか。そんなネガティブさが一切なかったのがすごいなぁと。
改めて1曲通して見てみますと、こわばってない良い意味での軽さが全体的にあって、序盤なめらかに(起)、要所要所でスパイス的なアクションが入り(承)、間奏で衣装チェンジ&スピードアップ(転)、本サビで楽しそうに踊って(結)と非の打ち所がない構成で感心する事しきりでした。
最後に、りりぃさんのセルフ解説ツイートをコピペしておきます。
「テーマは一応、帽子被ってる時は同じ世界に居なくて(penko氏側からは見えていない設定)、まぁ紆余曲折キッカケがあり、同じ世界できちんとお会いする感じの話(だったはず)です。テーマは伝わらなくても、どんな解釈されてもいいので、一部の深読みしたい人が自由に想像してハマってくれれば幸い。」
このツイートを見てから動画を見ると、また見方が変わったり新しい発見があったりするかと思いますのでみんなで動画を見ましょうw
大会当日、シングル部門が終わったあとの控室でりりぃさんが、「(ユニット部門は)たとえ全身複雑骨折していたとしてもギリギリ勝てる」と豪語しておられましたが、それだけの覚悟と自信、相応の熱量と相応のアイデア、相応の対策、相応の練習量をもって臨まれたのでしょう。 そしてきちんと結果を出すんだから、ぐうの音も出ません。
PSSP2014ではファニーな曲に合わせて二郎ラーメンのごとくおもしろさをてんこ盛りにして優勝しましたが、今回は全く違う曲調にもかかわらず大人の余裕すらも見せつけて見事に優勝しました。彼らのパフォの天井はまだまだ見えないのかな、って感想文をシメようかと思ってたんですが。
先日11月14日、Pump it upの世界大会 「IPF2018」フリースタイル部門で優勝(PIU世界大会4連覇)したパフォがこれまたすごいのなんのって・・・PIUは専門外なんで詳しいことは言えませんがとにかく見てくれとしかもう言えません!
参照:IPF2018 JAPAN [KANAYAMA FreeStyle 3]Panda-San Team / パンダさんチーム - YouTube
38.iron-blue
・5.533点
・9.4点~2.2点
・全体31位、ユニット7位
関西若手のホープ2人が組んだ期待のユニット。青山ひろし君の「青」とおおとこてつ君の「鉄」で「iron-blue」です。
曲はなんと「冥」。これまたムズい曲で・・・w
まずは冒頭。青山君が踏み出し、しばらくするとこてつ君が目覚めて、と言う流れ。白シャツの青山君と黒づくめのこてつ君。白と黒の対比が効いています。
0:50までは、動きをある程度揃えつつ、どちらかと言うとミラー配置的に踏んでいます。からの0:54で青山君が筐体外にはけ、こてつ君のソロパートに。ピアノの乱打音と合わせるように軽やかに踏んでいます。
1:00くらいから青山君もパネルに帰還し、1:14からはBPMが遅くなり、それに合わせて二人もゆっくりと交錯していきます。
そして1:41からサビメロ。1:46くらいまでの動きはスタイルの違いこそあれどなかなかうまくシンクロしていて見映えしています。
そこからの1:48~1:50のこてつ君のムーンウォークっぽいステップがピアノ音とマッチしていてすごい好きです。 そして再び2:00からは難しい譜面ながら振りを揃えてきています。ここは見事。
最後は膝から崩れ落ちる青山君とこぶしを握り締め立ちはだかるこてつ君。シメも対比を強調してきていて、ストーリー性を感じました。
「冥」って、辞書で調べてみますと「暗くて見えない、奥深い」みたいな意味があるらしくって、「白」の青山君が必死に抗うも、最後は「黒」のこてつ君に共鳴し浸食されてしまう・・・みたいな深い物語を山岡は(勝手に)読み取りました。
個人的想像ですが、ダークファンタジーっぽい世界観をこてつ君が提案して、青山君と言う素晴らしいパートナーと表現しようとした意欲的なパフォだと思いました。
判定がFAILEDなのでどうしてもPSSP的には点数が伸びませんでした(なかでもサビに入る所1:41での筐体からのブーイングSEはちょっと可哀想でもありました)が、他の人のパフォにはない独創性に溢れた野心的パフォであったのが山岡的には印象に残りました。
青山君もこてつ君も若くて、十二分に上手いんですがまだまだ伸びしろはめちゃくちゃあります。彼らの未来は「冥」の様に暗い訳が無く、ただひたすらに明るいのですから。
二人の個性がうまくかみ合った次回作、大いに期待してます。
39.悪い子ちゃんチーム
・6.829点
・9.0点~4.0点
・全体22位、ユニット3位
Anvilさんとししど君の師弟ユニット(※山岡が勝手に師弟だと思い込んでいる)、悪い子ちゃんチームです。 もしかしてパフォフェス21の「門前雀羅」以来6年ぶり?
曲はキーマニの名曲「Pink Rose」だー!懐かしい!山岡も昔この曲でパフォした事がありまして、軽く調べてみたら15年前でした(吐血)。
譜面はいわゆるビギナーシングルで、シングルの同じ譜面を踏むってのは今大会ユニットで悪い子ちゃんだけでしたね(Cheersは片方ミラー入ってたので正確に言うと違う譜面)。それだけユニットパフォに対する考え方のバラエティに富んでいたとは思います。
やはり日本語歌詞の曲ですので、歌詞ハメがあるとそれだけで山岡は喜んでしまう(ニチャァ)のですが、0:24「触らないで」でAnvilさんがししど君の手をはたいたり、その直後の0:27「温かなその手は」でかざした手をおろしてくる振りが入っていて押さえるところきちんと押さえてますね。
その後の、「わたしのすべて狂わす 」から「ne」で手を前に上げるところがイイですね。ししど君が狂わせてAnvilさんが狂って行く動きが対になっていてからの揃えて手をかざすのがすごいエモーショナルでよかったです。
0:50の「堕ちてく」でししど君がしゃがむのがまた情感たっぷりで素晴らしいです。そしてここからの振付は大きな見せ場として成功しています。「甘い香り」のところの余韻ある手の流れ、「繰り返すたびに」の振りもおもしろいです。で、立ちとしゃがみで高さを変えていたところからししど君が立ち上がって「ひどくなる」で完全に揃うのも構成としてうまさを感じます。
さあサビです。1:04の「ダ・キ・シ・メ・テ」で腰をロールするのがメロディともよく合っていてセクシーです。1:10の「好きだってフリして 」で小指立ててお互いにチョンと触れて入れ替わるところがまたエモい!w その後の「たった ひとつだけなら」のところのししど君が上手い!動きにバネが利いているかのようです。
そして最後が一番素敵でした。お互いに手を差し伸ばしながらも、その手は繋がれることなく、ししど君が崩れ倒れていきフェードアウトしていく、と。ぶっちゃけししど君はここほぼ譜面無視でした(笑)が、世界観優先として小生はあんまり減点しませんよ審査員であったならば。
同一のシングル譜面を踏むのであれば、動きのスタイルとか精度をもっともっと揃えるべきですしそうするのが正着かと思いますが、あえてそこにはこだわらずむしろ逆手にとって、キャラクターの違いを活かしてストーリー性を生んでいた、というのがこのパフォの妙味なのかなと思いましたし、「Pink Rose」を選曲した意味をしっかり感じることができました。
BL的な二次創作意欲が掻き立てられる良パフォでございました。
40.電撃まつきっく
・8.638点
・10.0点~6.5点
・全体4位、ユニット2位
また老害と思われるかもしれませんが。
PSSPという20年近い大会の歴史を紐解くにあたりまして、どうしてもまつきさんの名前を外すわけには絶対に行かないのです。
シングルでもユニットでも優勝されてますし、基準プレイの大役も務められました。
PSSPの歴史は、そのまままつきさんの歴史でもあるのです。
と言う訳で、そんなまつきさんとこれまたレジェンドSSRのきくえさんとのご夫婦ユニット、電撃まつきっくで御座います。
曲は「Break Free」。アリアナグランデだー(※山岡は無知なのでヒカキンとコラボしたくらいしか知りません)。というかなんと今大会唯一の洋楽曲でのパフォとなりました。
これは・・・刺さるよ、うん。
今までパロディだったりエンターテイメントで圧倒してきたまつきっくが、今回は服装もめっちゃシンプルで、洋楽でガチでダンスパフォ作ってきたんだもん。震える。
出だしから0:25くらいまで、サラッと流してるようですけどめっちゃおしゃれですね。0:26のトメもキマッてます。
当然0:31の「フッ!」って音も見逃さないし、0:31~0:38の、振りは揃っているのにまつきさんはキビキビしてかっこいいしきくえさんはやわらかくてセクシーだしでもう「一粒で二度おいしい」状態で嬉しい悲鳴です。
0:49~0:54では、これまで基本立ち位置が1P2Pだったのが片側に寄って距離が縮まってと言う、ダブル譜面でユニットパフォの利点が生かされていて、細かい手のアクションもボーカルと合っていて魅了されます。
そこからはサビですね、ステップが細かい!なんかこう上手く言えないんですが、音って聴くものだと思ってたんですが、まつきっくのステップ見てると音が見えるような感覚になるんですよね。
で、サビのメロディが終わった直後の1:16!曲が静かになって、ゆっくりと天へと突きあげられる手、立てた人差し指から気持ちの強さを感じ、山岡はここで涙が出そうになりました。
そこからゆっくりと交錯してソロパート!ゆったりと体のラインを見せるきくえさん、からのまつきさんのロッキン!パワフル! あと、お互いのソロ入るときにお二人とも手をかざして「どうぞ」ってやってるのがまつきさんときくえさんの絆みたいなものを感じました。
まつきさんのソロで盛り上がった流れをそのままに本サビに突入します。1:53ではちょろっと「USA」入れてくる茶目っ気も。(山岡個人的には、きっとだれかと被るであろう「USA」ダンスがまさかまつきっくと被るとは思いもよらず恐縮至極でおちんちんが縮み上がる思いでした)
その後のダンスもかっこいいしパワーあるし、シメはビシッ!とキメてくるしで最高でした。
ネギマ君の奥様、ちゃんももさんのツイートを拝借致しますが、
もう、まさにこれ。
もう終わっちゃったのか・・・と言うまだまだ夢見心地でいたかった気持ちもあります。もっと見たかったっていうファン心理もあります。
そして、「ああ、これでPSSPのパフォーマンスが終わっちゃうんだなぁ・・・」っていう現実が急に胸に去来し、一気に切なくなりましたし、「PSSPの最後のパフォがまつきっくで良かった」って言う、ただひたすらの感謝の気持ちが止めどなく溢れてきました。
そう、もう一回言いますけど、「トリがまつきっくで良かった」。順番は当日抽選でしたけど、神に選ばれた特権みたいなものがあったんじゃないかなぁと勝手に思ってます。
出場して下さって、有難う御座います。
・・・と言う訳で、「PSSP2018」、全パフォーマンスの感想文が完成しました。大会終了から3か月もかかってしまい、旬も過ぎてしまった感がどうしてもあって申し訳ない気持ちでいっぱいです。
余談になるのですが、今大会の審査結果をプリントアウトして、参加者それぞれの最高得点と2番目に高かった点、最低点と2番目に低かった点を蛍光ペンで色分けして表にまとめたのですが、色々な発見があって面白かったです。
パンダさんチームには実に審査員の4割弱が満点を付けていたり、最高点と最低点の幅が一番大きかったのはlissetだったり(8.6点)、FAILED判定の人には辛い点数付ける人が何人かいて、最低点は集計から省かれるもののやはり低い点数に引っ張られて採点が伸びない参加者の方が結構いたり。
この辺は分析するとメチャメチャ楽しいので(オタクですいません)、興味のある人はりりぃさんのブログなんかをチェックするといいと思います(コッソリ)。
最後のPSSP。
きっと参加された方は、それぞれに思いを持って出場された事でしょう。
優勝するため。腕試し。沢山の人に見てもらうため。最後なんだから記念に。自分の存在を証明するため。
それぞれの、様々な思いが集結して、素晴らしいパフォーマンス大会になりました。
出場者のエリアの広さを見ても、審査員の豪華さを見ても、「非公式全国大会」と言ってなんら差し支えない規模で行われました「PSSP2018」。
思いを成し遂げた方もいれば、逆に悔しい思いをした方もいらっしゃったかと思います。
でも、ここがゴールではなくって。
また次のDDRパフォーマンスへのステップになるような。
そんな大会だったんじゃないかな、と思います。
ゲームセンターの店舗数は減少の一途を辿り、環境は厳しくなる一方ですが、そのかわり昔と比べてSNSだったりで人同士は繋がりやすくなりました。
願わくば、このDDRパフォという業界が、末永く存続してほしいですし、僭越ながら自分もその一助になれればと思っています。
最後に、世界最大規模のDDRパフォーマンス/フリースタイル動画ライブラリを保有されている枝豆雑炊さんに多大なる感謝を。沢山動画引用させて頂きました。有難う御座いました。
ありがとう、PSSP。
また会える日まで。
まったりとPSSP2018感想文その9
どうも、山岡死LAWです。
先週はちょっと、暇をいただきまして、土曜日仕事終了帰宅後、妻と電車で四日市駅まで行って駅前の居酒屋で乾杯しておりました。
もうすっかり何回目かも忘れましたが今月1日が結婚記念日だったので、たまには運転気にせず酒を飲もうと言う訳でして。海鮮三昧して参りました。
が、この後が良くない。
妻が「米津玄師練習したい」とかミーハーな事言い出すので酒ですっかり出来上がってしまい、日付も変わろうかと言う深夜0時頃からカラオケに突入、2人で朝5時まで歌ってました。
そもそも仕事上がりで眠たい小生と、酒とタバコで喉のコンディションは逆方向に万全の妻。米津と昭和とアニソンとボカロが混沌となり年甲斐もなく徹カラ。
朝マクドでメガマフィンをムシャり電車で帰宅する頃にはお天道様は煌々とまぶしく、反して意識はもうろう。帰宅後即オフトゥンにダイブすると同時に気絶。
気付いた頃には、日曜日が終わっていました。
と言う訳で、週刊で更新していた感想文をさぼらせて頂きました。よっしゃ、言い訳終了!では続きをば。いよいよユニット編です。
34.Cheers
・6.605点
・9.0点~3.9点
・全体23位、ユニット4位
それぞれシングルでも出場してました、揚げ出し豆腐さんとペンニーのユニットです。
なんかこう、良い感じの凸凹コンビですねw 曲は「いーあるふぁんくらぶ」。ビギナーシングルに片方ミラーかけてるのかな? メガネ君の振り返り放送の情報によるとペンニーが揚げ出しさんに寄せて振りを考えて、細部を揚げ出しさんがアレンジしたりして作ったらしいです。
出だしからは穏やかなスタート。手を広げ大の字になりジャンプでリズム取り。0:23~0:24のフリーズアロー部でのターンも揃っています。
0:37の「ニーハオハンユー講座」で向かい合うところ。譜面を片方反転させてるので向かい合いが自然な流れで出来てますね。シンメトリーだったり入れ替わりだったりがスムーズにしやすいのが譜面反転のメリットでもあります。
0:41~0:45。「こんにちは」「ダメダメ」「ニーハオ」とキーになるフレーズにはしっかり伝わる振りを入れてて好印象です。
1:01の「媽 馬」のところ、交互にジャンプしてるのが可愛いですね。特に揚げ出しさんのジャンプの低さがなんか良いw
1:11~1:15「ハイハイチャイナ ちょちょ夢心地 いーあるふぁんくらぶ」は、この曲のサビで一番メインになるところ。ここの振りはよく出来てますね。ターンしてピシッと決めるところまでとてもキレイです。
サビ終わったあとはちょっと間奏長めなんですけど、小気味よく振付が効いていてダレた印象も無く上手くまとまっています。なかでも1:30の首クイッがキュートで好きです。
最後もキレイにまとまってますね。手を広げて大の字になる冒頭のポーズに帰還しているのもいいですし、あとよく見ると揚げ出しさんはパネル前寄り、ペンニーは後ろ寄りにして手が被って当たらない気配りも見えますね。ナイスです。
ペンニー豆腐は初めて見るユニットだったんですけど、大きい欠点も無くきちんとまとめてきていていい意味で驚きました。 強いて言うなら、せっかくのユニットで「いーあるふぁんくらぶ」なのですから、衣装とかにもうちょっと中華要素があると面白かったかなーとも思いました。
前出のメガネ返り放送でペンニーが「中国マフィアと美人局ですw」なんて言ってましたけど「そうか・・・?」とちょっと笑っちゃいましたw
中国マフィアなら丸いサングラスだろ!とか勝手に思ってました。
ペンニー、丸メガネ似合うと思うんやけどなぁ。個人的に。
35.とある主婦の馬鹿姉妹
・5.895点
・8.6点~1.0点
・全体28位、ユニット6位
いいですね、もう何がイイってそもそもユニットで参加なのにシングル譜面ってのが最高です。立ち位置からして、エドさんが踏んでキスティーさんが色々しでかすという地獄絵図が目に浮かびましたが、実際その通りで御座いました。
曲は古参歓喜の「PARANOiA KCET ~clean mix~」です。となれば当然(←?)KCET隊が入ってくるだろうと思ってたらのっけからでした。
KCET隊の参考動画はどれ貼ろうか悩んだんですが、ニコニコ動画よりこれを貼っておきます。
参考動画:
もびさんの神編集もお楽しみ頂けると幸いです。
話を馬鹿姉妹のパフォに戻しまして、さあ0:30からいきなりトップギアです。なんか色々混ざっててクッソシュールです。
予備知識がないと「直立不動無表情でペットボトルでゴムマリをシバくアンミラ風の女性」と情報が渋滞していると言うかちょっとしたホラー画像になってますが、ペットボトルにも金色のゴムボールにも、それを木魚のように叩いているのにも由来と言うか意味があるのです。まぁ盛大に内輪ウケなのではありますが、このチャンポン具合はヤバイですし知ってても知らなくてもどの道カオスってるという意味では両立出来ているのでしょう。
その後ペットボトルで殴りに行って返り討ちにあうと言う小芝居をはさんでいよいよクライマックスです。 っていうかこの小芝居パートでキスティさんもパネル踏んでてレギュレーション達成してるのねw(※PSSPルールではユニットは参加者それぞれ最低一つ矢印を踏まねばユニットとして認めないってルールがありましたねかつて)
キスティさんは筐体を降り、フトコロから何やら会場のみんなに配り出します・・・これはサイリウム!
そして1:15の揚げ出しさんのダッシュが速い!www 枝豆さんも空気を読んでズームアウト!会場全景を捕える!暗めの会場に輝くはオレンジのサイリウム!
適当にキャプチャしたらペンニーが完全に浮遊してておもろいのですがw 会場はアゲアゲのグルーブに包まれて大団円を迎えたのでしたとさ。
エドさんキスティさんのユニットは、先程の揚げペンとはある意味対極で、キレイにはまとめてきていませんw いつもやりたい事が過剰で時としては消化不良だったりもします。
それでも、この「ごった煮」感がお二人の味であり、独特のパワーを生み出しています。
発する情報の着地点など見定めず、純粋に「やりたかったこと」だけを抽出しDDRに投影する、これもまた「パフォ」なのであります。
36.lisset
・6.462点
・9.6点~1.0点
・全体25位、ユニット5位
ハイ!と言う訳で、再び動画非公開で御座います!いや、これは良識ある判断だったかと思います!www
ちょっとSETIさんのツイートを引用させて頂きますと、
「今さらなんすけど。 我々がやった演目、 パ→ピ→プ→Yeah!のBASIC、相方がミラー反転です。 向こうがこの曲でエイサイハラマスコイやりたかったみたいなんで、じゃあ俺、サンシャイン斎藤やるから、と。」
上記ツイートでほぼほぼ全容を言い切ってますねw
それにしても「ポプテピピック」コスと「パピプ」の相性の良さよ!公式かな?と思うくらいマッチしていました。
冒頭から、多数詰め掛けたギャラリーに向かって燦然と突き立てられる中指。日本が銃社会だったら打たれてもやむなしです。
なんかこう、lissetのパフォは毎回けんかしてますねw どつきあい漫才みたいなものかしらね。 曲のポンチ感とパフォのドタバタ感。雑と言えば雑なんでしょうが、整っちゃうとこの勢いは出ないと申しますか。ハチャメチャに暴れてもらう方がlissetらしいよなぁと思う次第です。
っていうかこのユニット、11年ぶりなんですねw せっかくなんでその11年前のパフォーマンスを参考動画として貼っておきましょう。
ユニットとして振りを揃えるところは揃ってるし、掛け合いもコミカルです。そして見どころは1:36、曲最後の飛び蹴りです。遠慮の無さがイイ感じです。
・・・と言う訳で、今日は短いですがこの辺で。現在0時40分。眠いんだよ・・・。
そして、今日も我が家の猫は定位置です。
完全に熟睡してます。温かい事この上ないんですが膝がしびれてきました。
そろそろ小生も就寝します。
それではまた。