なごパフォ5感想文のつづきの(略)つづきだよ
時の経つのは早いものでもう7月ですね。なごパフォ6の開催も無事決定され、ひとまずは安心といったところでしょうか。と同時に山岡の尻にも火が点いてきたとも言えましょう。 burnin the 尻。
最近は自身のツイッターでつぶやく頻度も減ってまして。日々の出来事をそぞろにとは思うのですが仕事の話一辺倒になってしまうこと必至な近況でして、それも心苦しくあるのでついつい黙してしまうんですよね~・・・。
基本的には元気ではありませんが支障なく生きておりますので。ご安心を。
そうこうしているうちに次回のなごパフォ6の内容も徐々にアナウンスされ、今回は規模を縮小してレギュラー部門25組限定で行うとの事で、この点はちょっと驚きましたが、その分新しい企画もあるようですので楽しみですね。なごパフォは毎回企画が盛り込まれていて、運営側は苦労されているでしょうが応援しておりマッスル。
では、感想文の続きの方を進めて参りましょう。・・・もう3か月以上前なのか、記憶もおぼろげどころか雲散霧消気味ですが、新鮮な気持ちで臨みましょう!(やけくそ)
20 NABEー3:GRADUATION ~それぞれの明日~
前回初心者部門でエントリーもまさかの電車遅延でレギュラー部門にぶっこまれたナイスガッツNABEー3さんです。
こう、音と譜面に対する動き方が非常に素直で無理が少なくていいですね。暗譜の精度にはまだ改善の余地がありますが、ロッキンの様な動きも今回は取り入れてて、魅せる体の動かし方への前向きさが見て取れました。
そして何より最後の習字「祝 卒業 ~忘れないで~」が最高にロック。何がロックって、特にDDRを辞めるとかでもなくて何からの卒業なのかが分からないのがめっちゃロックです(笑)。しかもビシッと出すんじゃなくてちょっと照れているかのごとくふわ~っと紙を出したのが曲調にフィットしていて不思議な空気感を醸し出していて僕大好きです。
貴重な滋賀県パフォーマー、まだまだ伸びしろ充分未来はまぶしい(と信じてます)NABEー3さん。これからも頑張ってほしいものです。
21 色:BRE∀K DOWN!
毎度おなじみ色ちゃんです。あっ、懐かしい、ブレイクダウンだー、と思い以前の茶屋町大会(2008年1月)の動画を見返してみたのですが、この時の色ブレイクダウンってほとんど背面ではなかったのねという驚き。見比べるとかなり進化しているのが分かりますのでおすすめです。
この前奏の無表情から一気に表情がMAXになるのももはや様式美なのですが、それでもこの0:19から0:20で笑ってしまうのは流石です。
ケツプリ、唐竹割りで手がブレイクダウン、かめはめ波から魔貫光殺法、四股と色節が今回も全開です。正直おなかいっぱいです。まさにDDRパフォ界のラーメン二郎。ごちそうさまでした。
22 まゆにゃん:回レ!雪月花
女装家が多い事でここ数年とりわけ有名な?愛知DDR界ですが、その中でも衣装とご尊顔に絶望的なギャップを有するのがこの凄腕ダブルプレイヤーまゆにゃんさんです。ここばかりは表情の見難い大須アーバンの暗い照明グッジョブと言わざるを得ません。 枝豆さん動画にも収録されているりりぃさんによる大須タイステのハニートラップエピソードがメチャクチャ面白いです。大須タイステはいますぐ「のぞき見厳禁 痴漢撲滅」とキャプションの付いたまゆにゃんポスターを貼り出すべき。
まぁそんなことはさておきプレイを見てくださいよ。ものすごいですね・・・。踏みこなすだけでも大変な難度の譜面を立派なパフォに仕上げてます。
1:02~1:08のイチニサンハイ!からエアギター→投げ捨てる、そしてよぉ~ポン!までの流れがすごくいいです。一瞬でなんか楽しいことをしてくれるんだろうなと思わせるキャッチーな掴みとして成功しています。
山岡の狭い偏見としてですが、こういった難しいダブル譜面は終始画面と正対して踏んでるイメージなんですが、こんなにくりくり回って体の向きも自由に踏めるもんなんですね・・・。
足捌きも流石で、1:33のフリーズはこれターンしながら足スイッチしてますよね?というのがすげーなぁと。
当然と言うか歌詞に合わせてサビも回る訳ですがこれCDP譜面動画で見ましたけどよく分からんですねw回ってポーズまで決める、つよい(確信)。 そしてシメのぽん!でぴょんと筐体外へはけるのもセンスいいなぁと思いました。
動画を見てつくづく思ったのが、仕草の一つ一つが残念なくらい可愛いと言う事ですね。まゆげさんじゃなくてまゆにゃんというキャラクターとして非常に正しいと思います。 ダブルのすごい人のみならず、技術、外観、表現力がバランスよく高レベル。つよい(二回目)。
23 るり:HERO
スタッフパフォでご一緒させてもらったるりさんの、これまた素敵なハウスステップベースのパフォです。しかも曲がHEROとか懐かしい&渋い!まさかDDRも2014になってHEROでパフォ大会出場者がいるとはwという感じですが、このHEROのヴォーカルのキュートな声と柔らかなメロディーが、るりさんの軽やかなステップとよく合ってますね。
ハウスってこう軽くやってるようでよく見ると細かくて難しい事やってるなあ~と素人考えに感じてまして。るりさんのこのつま先とかかとと膝の動かし方とか見てるだけでご飯がご飯がススム君です。1:27~1:29の上体のムーブもきれいですね。こういうとこはホント見習いたい。 山岡の他にも見習いたいと思った方は、るりさんのハウスステップ動画がニコニコ動画に上がってますので、ニコ動で検索するかるりさんのツイッターからリンクして視聴することと、定期的に主催されてるハウス練習会(通称:バネ会)に参加される事をお勧めします。
さてHEROですが、DDR2ndの原曲(?)からはリミックスされていて曲も長くなっていて、その長くなった部分でドルフィンも入れてきていて。やっぱハウスでパフォするなら必要でしょ!見たいもん!w
そしてとどめにフルコンですよ。最後のポーズとエフェクト音がハマっててヤバいですね!そらりりぃさんも「さすがスタッフ!」って言うわw でも、スタッフのハードル上げるの良くないよ!やめてよ!(プルプル)
24 シ~モネ~タ満開:BAD GIRLS
もうこの人ずっと二分咲きくらいでちょうどいいんじゃね?wといった具合の満開氏です。今までのがブラックコーヒーとすれば、今回はミルクをたっぷり入れてかなりマイルドな味わい。ファミリーマートのアイスカフェラテが今シーズンのマストな山岡にも優しいパフォとなっております。
それにしても先ほどのるりさんが「HERO」で満開ちゃんが「BAD GIRLS」とか今年は何年なんですか一体。この並び、くじ引きという偶然性を超越した数奇な運命を感じずにはいられません。
動きはいつもと比べておとなしいというよりも丁寧さが目立つ印象で通好みな感じ。矢印はビギナーなんで少なめでDDR的にはネガ要素ですが、細かい音取りが多さが相殺してパフォ評価としてはプラスに転じていると思います。この辺が満開氏のカラーであり強みでありましょう。
山岡はよく知ってる曲ですので、冒頭から「あはぁ~ん」のところで何をしでかしてくれるのかが気になって仕方がなかったのですが、そこはやっぱりシ~モネ~タ満開の名前通り、ちくビームをしでかしてくれました。 直前のしっかりとした間の溜めが効いていていいですね。
2回目の「あは~ん」はいやらしくて印象の強い動きではなく抑えめに流してスムーズにシメに移行しているのも見逃せません。セカンドあは~んから最後が4拍しかないので大きい動きを入れるとシメにくいという。 まさにベテランパフォーマーらしいしたたかさと言えましょう。そう、何でもかんでも盛り込めば良いというものではないのです・・・(←自分に対する戒め)。
25 青山ひろし:AM-3P(AM EAST mix)
いやぁ・・・輝いてますね、額。大須アーバンの仄暗い照明をものともしない額の輝き。そこには青山君の、努力の結晶ともいうべき汗と情熱の結晶ともいうべき脂がたぎって混在しているのでしょう。 スーツ、踏む技術、テカテカ。どれも青山君を構成する上で欠く事のできない要素です。
そんな山岡の腐った視線はさておきパフォの方ですが、以前よりバタバタ感を抑え、音や矢印と連動した上半身の動きを研究してきたようですね。まだまだ途上中のようにも見えるので本当に末恐ろしいです。
0:53や0:59なんて、よくあんなところでターンするししようと思いましたよね。能力の高さからくる自在性に感嘆させられます。ただ、1:13~1:16はもっとスローモーションにした方がメリハリがあってよかったかもしれませんね。
それにしてもBPM140とゆっくりめの曲なので、動画で見ますと画面の矢印の密度が濃いですね!先ほどの満開氏と比べるともはや同じゲームとは思えませんw 満開ちゃんは絶対オプションでNOTEにした時の緑の矢印とか踏んだこと無いと思う・・・・・・。
26 スフィーダ(こしる):Boom Boom Dollar (Red Monster Mix)
個人的に、このパフォを涙なくして見る事ができません。
山岡が、先輩と慕えるキャリアの方が。
10年以上の時を経て。
DDRパフォ大会に帰ってこられました。
プライベートではすっかり連絡を取ってなくて、どうされているのかもとんと知りませんでしたが。
大復活です。
しっかも、14年前の全国大会KOFDのパフォーマンス、ブンブンダラーマニアックです。
DDR Korea 'Boom Boom Dollar' - YouTube
探したら動画あったよ・・・。ユーチューブすげぇ。全国大会Verではないけど。おそらく今は亡き姫路のメイヨー大会の時かしら、しゅうぞうさんこの衣装で司会してるということは。
当時、関西ではまさ氏がイフユアでパフォ大会無双していた盛りの頃に開かれた姫路での大会、岐阜&一宮勢の団体「Club Pap」が遠征してきて、大本命のまさ氏を抑えて優勝したのがこのこしるさんのマニブンブンです(※この辺は昔過ぎて記憶違いがあるかと思いますが、時代の流れによる山岡脳内の脚色って事でひとつ・・・すいませんと先に謝っときます)。
老害の「昔はすごかった」発言は現役や若手にはうっとうしい事この上ないかと思います、でも見てください。こしるさんはやっぱりすごいんです。
この足捌き。不朽のオンリーワンのステップなんだとあらためて思い知らされました。
冷静に考えて、20代の頃とアラフォーとの身体能力は差が歴然とあって当たり前で、急ピッチで練習して、でもおそらく満足のいく練習量を積む時間は無かったのでしょうが、それでも凄みは健在で。っていうかめっちゃ攻めてますよね・・・!グラウンド入る前あんなに飛んでませんでしたやん昔は!
ただ昔のネタを思い出すのではなく、今のスフィーダとしてのブンブンを練習されてきたのでしょう。その精神にただ感服します。
後日四日市に来られて話す機会があったのですが、しばらくDDRはおろか音ゲーから離れられていて、こしるさんのお嬢さんがダンエボにハマったのをきっかけにゲーセンに戻ってこられ、りりぃさんと邂逅し、触発され、そしてDDRパフォ大会に帰ってこられたのです。
やはりりりぃさんの人をひき付ける力は偉大です。彼の人間としての魅力があってこそのなごパフォ。山岡はそう思うのでありました。
ギブ!今日はここまで!また続く!果てしなく続くぜ!(やけくそ2回目)